
結婚指輪を選ぶ前に
そろそろ、付き合っている相手と結婚する時期だと指輪の購入を考えている人はたくさんいると思います。しかし、結婚指輪を選ぶとなると、予算のことや好みの指輪を選びたいもの。
そうなってくると、何を選んでよいか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。そこで、結婚指輪に必要な予算の考え方や年齢別の予算を紹介してきます。
予算は収入や状況
結婚指輪の予算を考える上で、まず一般的な平均費用を知ることも参考になると思います。結婚をサポートしている「ハナユメ」の調査によると、結婚指輪の一般的な平均費用は、30.1万円とのこと。
20万円以上30万円未満を結婚指輪の予算としているカップルは、28.4%と約3割に近い割合です。収入やその時の状況によって、平均費用よりも、高価な結婚指輪を購入したり、そこまで費用をかけない場合もあるでしょう。特に理由がない場合は、結婚指輪の予算を約30万円として目安に考えてみるのも良いのではないでしょうか。
好みによっても変化
結婚指輪のオーダータイプによっても、かける費用は変わってきます。例えば、フルオーダーメイドのような指に合わせてリングの形を決めたり、デザイナーと相談ながら1から作成していく指輪のタイプがあります。このタイプだと費用が高くなります。
セミオーダーメイドでは、ショップが決めている指輪の種類を選び、それに乗せるストーンを選ぶタイプがあります。フルオーダーメイドの結婚指輪より価格が抑えられる一方、既に指輪の型は既に決まっているため、柔軟性は低く、結婚指輪にこだわりをもっている人では、あまり向いているとはいえません。近年では、オーダーメイドタイプの結婚指輪を選ぶ人が多くなっているようで、結婚指輪を購入したカップルのうち、セミオーダーメイドタイプは38.9%、フルオーダーメイドでは7.9%となっています。
また、オーダーメイド結婚指輪の注文ができるお店でも、昨今はこだわりの製法や素材などを用いる店舗も増えています。刀鍛冶の技術を応用して強度と硬度を数倍近く高めた鍛造指輪や、金属アレルギー用の木製指輪など、その種類は様々です。予算や好み併せて多様性のある指輪選びができるというのも、オーダーメイドのメリットと言えるでしょう。
年齢別予算
年齢別によっても予算に変化があります。
20代の結婚指輪の相場は7万円~15万円となっています。さらに、20代の前半と後半でも別れており、20代前半では7万円から10万円。20代後半では8万円から15万円となっているようです。
20代前半の場合では、社会に出たばかりのため、働き始めて日が浅く貯蓄もそれほどないことが理由として挙げられます。20代後半では、20代前半と比較すると、貯蓄にも余裕が出てきますので、相場でも高い傾向になっています。
30代や40代では、結婚指輪の相場が共に10万円~20万円になっています。20代に比べるとこの年代では、ある程度の収入も見込めるため、相場も高くなります。