住宅ローンの「全期間固定型」で不確実性を排除

住宅を手に入れる

住宅ローンは全期間固定型で金利を安定させましょう

住宅ローンを組む際には、各ご家庭によって、どの位の割合でローンを組むか、金利はどのくらいになるのかが異なります。
ですが、後々この金利が非常にやっかいな存在となり、負担となって、ご家庭を苦しめているという現状もあるようです。
いわゆる変動型と呼ばれるタイプの金利ですが、変動型の場合は、半年ごとに金利が見直されてしまい、不確実性が解消されない点がデメリットといえるでしょう。

より不確実性を排除し、安定した金利でローンを組みたいという方にピッタリなのが、全期間固定型です。
全期間固定型で有れば、金利変動の心配を考える事無く、どんな時でも一定額の金利となりますので、不確実性を排除出来るといえるでしょう。
変動金利と固定金利の差がほとんど無いといえる現代だからこそ、全期間固定型にすることで、様々なメリットがあるでしょう。

1.5パーセント固定でよりお得に

現在全期間固定型の金利は、多くの場所で1.5パーセントの金利固定がされているでしょう。
こちらが底値となっていますが、この金利固定で設定を出来た場合、借り入れ3千万円、35年ローンの場合は、9、1万円の金利支払いとなります。
同じ状況で、2パーセントですと10万円、3パーセントですと11,5万円となる事を考えると、変動型はリスクを伴うタイプと言っても過言ではありません。

変動型の場合は、固定型より金利が下がることももちろんありますが、半年ごとに金利が見直され、相手の言い値しだいな所がある分、中々難しいといえるでしょう。
初めての借り入れの際には特に、ついお得に感じてしまう変動型を選んでしまう方が多いですが、一種のギャンブルと言っても過言ではありませんので、出来るだけ避けることをおすすめします。

途中で乗り換えるのは実はマイナス

最初は変動型にしておいて、金利が上がりそうになったら、途中から固定型に変えるという方も居ますが、それはあまりおすすめできません。
途中で固定型に切り替える際には、狙っていた金利になることが無く、乗り換えたら結局損をしてしまったという方も少なくありません。
最初から固定にしておけば理想的な金利のまま借りる事ができと言うケースがほとんどですので、結果として損をしてしまうと言っても過言では無いでしょう。

また、頭金があるかないかでも、毎月の返済額に大きな差が出ますので、乗り換える余裕があるのであれば、固定型にして頭金をある程度支払った方が賢明です。
1割の頭金を支払うだけでも、毎月の返済額が一万円前後変りますので、結果としてお得に使うことが出来るでしょう。

より不確実性を排除したいのであれば、断然、全期間固定型がおすすめです。