
住宅ローンの見直ししていますか?
家を買う時にキャッシュで一括払いができたら楽ですが、実際にはなかなかそうも行きません。
多くの方は住宅ローンを利用して家を買い、少しずつ支払いをしていくことになります。
一般的には最初に住宅ローンを組んだら、そのまま終わるまで払い続けます。
住宅ローンは見直しができるのを知っていますか?
ローンの契約は色々と面倒な事も多いため、見直しができると言われても躊躇してしまう人が多いようです。
住宅ローンの見直しをするというのは、借り換えをする事になりますが、借り換えをするだけで、月々の返済額が3,000円安くなるとしたらどうしますか?
月々の支払額に比べたら大した額ではないし、手続きが面倒と感じてしまうのも仕方ありませんが、月々3,000円でも年間で36,000円の節約になります。
これが10年、15年続いたら、最終的に出る差額はかなり大きくなってしまいます。
住宅ローン見直しのポイント
住宅ローンを見直す場合の方法としては、繰り上げ返済、借り換え、金利交渉の3通りあります。
繰り上げ返済はその名の通り、月々の返済の他に多めに返済する方法です。
借り換えは今利用している金融機関とは別に、金利が安いところを探し新たに借りた分を原資にして、残っていたローンを一括で返済してしまいます。
新たな金融機関への返済は続きますが、金利が安ければ返済総額も節約できます。
金利交渉については固定金利で契約していても、銀行に交渉すると金利を安くしてもらえる事があります。
ただしこれは100%ではないため、ダメ元で交渉するくらいに思っておくといいかもしれません。
見直しは必要か?
多くの場合無事に住宅ローンが組めて契約が終わると、そこで安心してしまいます。
どのくらい借りるかにより返済期間や、月々の返済金額も変わってきますが、大抵はそのまま最後まで払い続けます。
しかし途中で何らかのアクションを起こすだけで、返済額の節約ができるとしたら、もともと払う予定だった分を生活費に回す事もできますし、貯蓄に回す事もできます。
見直しは絶対に必要かと言われれば、必要ではないと感じたらそこまでです。
多少面倒に感じる事はあっても、払わずに済む分があるのに余計に払っているとしたら、知らないとは言えかなりの損をしている事になってしまいます。
住宅ローンの見直しは、いつしなければいけないという決まりはありません。
借り換えで金利が今よりも安くなるとわかったら、その時点で行動に移せば確実に節約ができます。
銀行は少しお堅いイメージがあるので、金利交渉なんて絶対無理と思ってしまいがちです。
しかし実際に交渉して安くなった例もありますから、ここから先は自分次第です。
塵も積もれば山となる、ですから思い切って見直しをしてみてはいかがでしょうか。