住宅ローンの「変動金利」のリスク

住宅ローン変動のイメージ画像

変動金利型にはリスクがある

変動金利型は、その時々に併せて金利が変る、一見お得に感じるタイプの金利タイプですが、実際の所は全くそんなことはありません。
変動金利型の場合は、半年ごとに金利価格が見直され、お得な時もあれば負担が増す時もある、ギャンブル要素が強い金利タイプといえるでしょう。
金額は人によって異なりますが、一パーセント上がるだけでも万単位で差が出てくることも多いため、結果として、自分を苦しめる事になる可能性もあります。

せっかく返済をし続けていても、中々返済を終えることが出来ず、金利を支払うことに必死になってしまうというケースも少なくありません。
事前に返済計画を立てていても、変動金利型の場合はその都度金額が異なりますので、安定した計画を立てにくい点が、大きなリスクといえるでしょう。

返済計画に狂いが出てしまい、未払い利息ばかりが積もっていく状態では、意味がありません。
下手にリスクを背負い込んでしまわないように、金利の支払い方の見直しをする必要があるでしょう。

変動金利型を進めてくるセールスマンが多い

変動金利型は、一見お得に感じる返済方法ではある物の、蓋を開けるとリスクがあるタイプの金利型です。
ですが、その分貸す方からしたら、変動金利型を選んで貰った方が、プラスになる事が多い為、積極的に変動金利型を進めてくるような方も居るでしょう。

金利が主要な儲けとなっている企業の場合は、特に変動金利型を進めてくるような傾向があります。
ついつい口車に乗せられて、変動金利の方が良いかもと、心変わりしてしまう方も少なくないでしょう。
ですが、変動金利型の場合は余程運が良く、余程計画的に利用しないと、結果として損をしてしまい、支払いが出来なくなるような事態に陥ることもあります。
そうなってしまっては元も子もありませんので、地に足をついた返済をするのであれば、見直した方が良い金利といえるでしょう。

セールストークに踊らされてしまうことの無いように、きちんとした返済プランを考える事が大切です。

固定金利で安定した支払いを

やはり一番安心して利用できるといえるのが、固定金利です。
こちらは最初から金利のパーセンテージが決められており、パーセンテージにあわせて毎月同じ額の返済をする事が可能になります。

半年ごとに金利見直しなども無く、安定して同じ金利となりますので、その月によってドキドキおびえる必要はありません。
返済プランをしっかりと立てやすく、無理の無い範囲で確実に支払いをしていくことが出来るでしょう。

出来るだけリスクの無い、安定した支払いをしたいというようであれば、セールストークに踊らされ無いようにすることが大切です。