
年金の支払い方法について
会社で正社員として働いている人は、給料から毎月社会保険料が天引きされています。
自営業やフリーターの場合は、各自で国民年金を支払います。
1ヶ月あたり16,260円を払いますが、月々支払う事もできますし、まとめて支払う前納制度などもあります。
年金の支払い方法はいくつか選択肢があります。
口座から引き落としされる口座振替、納付書で支払う現金払い、クレジットカード払い、ネットバンクやATMから支払う電子納付という4つの方法があります。
電子納付を除く、口座引き落とし、クレジットカード、現金払いは前納が可能となっており、前納をすることで割引になります。
毎月の支払いでも問題はありませんが、割引になるなら前納可能な方法を選ぶのもいいかもしれません。
意外とお得なクレジットカード払い
年金を支払う時、一番お得だと言われているのがクレジットカードです。
カード会社による違いはありますが、多くの場合カードを使うとその都度利用した金額に応じてポイントが付与されます。
ポイントを貯めて商品と交換する事もできますし、ポイントを支払いに充てる事もできます。
毎月払う年金の支払い方法をクレジットカードにするだけで、ポイントが貯まるならこの方法はかなりお得です。
ただしポイント還元の割合はカード会社により違うので、可能であれば還元率の多いカードを作り、そのカードで支払うのがおすすめです。
カードで年金を支払う場合は、前納も可能ですから、前納する事で割引になるというメリットもプラスされます。
前納の場合はまとめて支払うので金額は大きくなりますが、その分ポイントも増えます。
もちろん年齢関係なく何歳でもクレジットカードを持ち始めることができます。
おすすめのカードは?
クレジットカードの還元率は0.5%、1%、2%と種類があります。
ポイントが多くもらえるのは2%のクレジットカードですから、今持っているカード会社の還元率がいくつなのかチェックしてみましょう。
2%の還元率のクレジットカードで年金を支払った場合、1年分を前納すると割引になるので、実質1ヶ月分が15,653円になります。
1ヶ月分では607円ですが、12ヶ月分で7,284円得をします。
2年分前納で口座振替を選ぶと、1ヶ月辺り15,721円、6ヶ月分前納でクレジットカード支払いを選ぶと、1ヶ月分は15,806円となります。
クレジットカードの還元率が0.5%あった場合は、1年前納で1ヶ月分15,893円、1%だった場合、1年前納で1ヶ月分15,813円となります。
こうして比べてみると、還元率2%のクレジットカードで、1年前納をするのが一番お得ですが、実は2年前納もできます。
この場合お得感はアップしますが、まとまった金額が必要になるため無理をしてまで払うなら、1年前納が無難かもしれません。
いくつか選択肢はありますから、自分にとってベストな方法を選びましょう。